UNEP親善大使の 加藤登紀子さん

きょう、あす2日間
3月27日（土）28日（日） 10時〜17時
会場・県立長狭高等学校
　県立長狭高校の校庭、体育館などを会場に、ビッグイベント「エコライフフェスタ・イン・鴨川」（主催・鴨川市）が今日から２日間にわたり開催されます。温暖化による地球規模の危機が懸念されるなか、自然エネルギーの可能性を体感、実感してみようというのが今回のイベントのメインテーマです。国連環境計画（ＵＮＥＰ）親善大使として活躍する鴨川市在住の歌手・加藤登紀子さんが実行委員長をつとめ、このイベントをプロデュース。太陽光、風力、水力や人力などの自然エネルギーで発電する仕組みを遊びながら学べる様々な仕掛けが用意され、発電した電気は、コンサートなどの電源として利用されます。講演やコンサートのほか、市民参加のサテライト放送局、エコカフェテリアなど、多彩な催し物が用意されています。家族そろって楽しめる、南房総では最大級の環境イベントです。

フリマやワークショップ、カフェ、ＤＪサウンドと
にぎやかに繰り広げる、もう一つの祭り
3月28日（日） 10時〜17時
会場・県立長狭高等学校グラウンド
　エコライフ・フェスタに呼応して同時開催されるのが「みどりのまつりＩＮ鴨川」。このイベントの呼びかけ人となったのは、鴨川漁港の近くでハーブティーショップとバックパッカーズ（宿泊施設）「anuenue」（アヌエヌエ・ハワイ語で虹の意味）を経営する横山一弥さんと伊東千穂さん。林良樹・菜穂さんご夫妻、大山晃さんも加わって、さらに輪が広がって、エコロジーをキーワードに多数のの参加者が集合しました。トークショー、ＤＪによるサウンドシステム、天然素材を使ったこだわりの雑貨や服飾、食品の展示販売やオーガニックカフェも登場。会場では工芸やヨガ、音楽などのワークショップも開催されます。会場は長狭高のグラウンド。入口のティピが目印です。
問▼アヌエヌエ
０４７０・９３・３４７４

	工房の一角で皮工芸に 取り組むりりィさん

13人の女性たちの「作品」を持ち寄って開催
3月29日（月）〜4月4日（日）10時〜17時（最終日14時）
会場・工房むすんでひらい亭（鴨川市横渚）
　窓からは嶺岡の山並みが見える、そんな鴨川の市街地にある小さなな民家が「むすんでひらい亭」。一年ほど前に鴨川に移住し、その頃から本格的に革工芸も始めたという歌手・俳優のりりィさんが設けた工房です。画家の小滝マサ子さんなど、ものづくりに携わる人達のネットワークも広がって、「面白そうだからやってみようよ」と集まったのが今回出品する13人の女性たち。ジャンルも食あり、アートありと幅広く、どんな作品が集まって、どんな展開になるのか興味津々。展示会場が二間続きの和室というのも、お楽しみのひとつです。「気楽にぷらっと、友達の家を訪ねるように来てもらえたらうれしい」と主宰のりりィさん。
●出品作家・大田栄子（陶・花器）小滝マサ子（絵）倉田律子（食）小玉美恵子（ビーズ）小林京子（アートフラワー）桜井美知子（オーダーメイド洋服）笹本千幸（陶・器）佐藤奈緒子（自家製タバスコ）鈴木信子（ガラス工芸）関今日子（詩） 宮下広子（天然酵母パン）由利芳葉（書）りりィ（皮工芸・デザインバッグ）
問▼工房むすんでひらい亭
０４７０・９２・５８８１

70年代フォークの時代を代表するシンガー
中山ラビ・ライブ
3月27日（土） 開場 19時30分 開演 20時30分
会場・風雲（鴨川市広場）
　70年代半ば、ある音楽雑誌にとりあげられた「女性シンガーベスト10」には、順に…カルメン・マキ、茶木みやこ、吉田美奈子、中山ラビ、リリィ、五輪真弓、浅川マキ、イルカ、山崎ハコ、荒井由美……と並んでいます。全員、いまなお現役で活躍しているシンガーたち。ここに名を連ねる中山ラビも70年代、フォークソングが全盛だった頃、主に関西を中心に活躍。「ライブハウスの女王」とも呼ばれた個性派シンガー。活動を始めて35年。今でも、月に一度ほど、ライブハウスで歌い演奏活動を続けています。けだるく、クールに、そして切々と歌うその歌声に、熱狂的なファンも多く、時を重ねても未だ新鮮。オールドファンも若い世代も魅了するベテランシンガーが、風雲に登場。残り席が少なくなっていますので、至急予約のお電話を。
問▼風雲（杉山）
０９０・８８１２・７７４８