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南房総生活情報誌クリップは、第2・第4土曜日に発行される生活情報誌です。
南房総全域への折込のほか、観光スポットにも置いてあります。 |
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クリップマークのある部分は、クリップとの連動型情報です。 |
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期間・2月11日(金)〜3月21日(月)月曜休館
会場・県立安房博物館
入館料・一般200円 高校生・大学生100円
中学生以下・65歳以上・障害者及びその介護者無料
日本で一番遺跡が多いといわれている千葉県。古代から中世にかけての住居跡、古墳、貝塚など県内の埋蔵文化財の発掘調査にあたってきたのが千葉県文化財センターで、今年で30周年を迎えました。これまで調査した遺跡は約2千か所以上になり、30年間の集大成ともいえるのが今回開催されている記念展です。昨年9月から県内の博物館を巡回し、現在安房博物館で開催展示されています。
展示物はすべて実物で、センターが誇る貴重な文化財の数々が並んでいます。土器や埴輪など、ケースには入れず間近に見られるものもあり、迫力ある展示に。見どころは、流山市から出土した「東日本最古の墨書土器」。3世紀末頃、地元で採取した粘土を使って焼かれたもので、当時の文字文化を研究する上でも重要な資料とされています。印西市から出土した「馬込遺跡の瓦塔」は、木造建築の塔をモデルとして作られた焼き物で、奈良・平安期に多く見られるものですが、この瓦塔は、一か所の遺跡から2基の七重の塔が出土し、全国でも初めての発見例となったものです。文化庁主催の新発見考古速報展「発掘された日本列島2005」への展示も予定されており、いち早く県内で公開されています。
約5万年前の旧石器時代、縄文、弥生から中世(鎌倉〜江戸時代)まで、時代ごとに石・土・金属・木・骨など、素材の使われ方の変化を追うことができ、房総に住んでいた人々の生活や信仰の歴史を知ることができます。
また、安房博物館では、体験型の「博物館教室」などを行っており、今回は文化財センターとの連携で「勾玉づくり」が行われました。安房学講座「安房の地形と地質」(26日14時〜)も開催されます。
問い合せ先/県立安房博物館
電話/0470・22・8608 |
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