●目的 |
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南総里見八犬伝ゆかりの地である南房総の文化振興・PR活動の一環として、南総里見八犬伝・錦絵(館山市立博物館所蔵・使用申請許可)をモチーフにした各種商品開発を行い、旅館・ホテル等の宿泊施設や土産物店、各道の駅等において南総里見八犬伝・オリジナル商品の販売促進を図り、特色ある土産産品等の企画・開発・販売による地域経済(コミュニティビジネス)の振興を図る。 |
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●内容 |
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館山市の伝統工芸品である房州うちわの技法と房州竹(女竹)を用い、南総里見八犬伝・錦絵をモチーフにした錦絵(ミニ)和凧を製作した。市内団扇業者に製作を依頼し、伝統工芸品・技術の普及を図ると共に、歴史的に価値の高い錦絵をモチーフにしたオリジナル商品を開発。仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の8種類を製作し、秋の里見まつりなど、関連するイベントに出店するとともに、市内ホテル、各道の駅等、主要観光施設へ委託販売を行っている。
昨年春に製作・販売を開始し、現在、700枚ほどが販売され、外国への土産、来訪する外国人などにも好評を得ている。現在、南総里見八犬伝をテーマに、同様の活動を展開しているNPO大江戸文化ネットワーク振興との連携をはかり、首都圏への販売網の拡大を計画中(歌舞伎座等への委託販売)。また、房州うちわの絵柄としての使用など、新商品の開発や来訪者(観光客)を対象とした錦絵・団扇作り体験、和凧作り体験など、ソフト事業の研究開発を検討中。 |
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里見プロジェクト・商品開発の第2段として、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字をあしらったオリジナル腕時計を開発。メタル製とプラスチック製の2種類を製作し、和凧同様、里見関連グッズとして、各イベント等への出店、電話注文といった形式で販売。約300個ほどを製作し、新聞報道をきっかけに県内各地の里見八犬伝ファンから注文が殺到し、数日で完売。現在、追加製造中。 |
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今年、NHK「新八犬伝」が放映30周年を迎え、現存する3巻を収録したDVDが発売、東京で上映会が開催されるなど、南総里見八犬伝関連の新たな動向が見受けられる。30周年を記念し、今後、地元での同作品の上映会等を計画中。 |
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